2021年3月、日光金谷ホテルに宿泊しました。日本クラシックホテルパスポートの存在を知り、まず第一弾として、日光を選びました。
👇日本クラシックホテルパスポートについてはこちらをご参照ください
- 日光金谷ホテルとは
- アクセス
- ホテル棟
- レストラン
- バー・デイサイト
- ドラゴンパレス・プール・スケートリンク(春なので営業しておりませんでした)
- ミュージアム:展示室「金谷の時間」
- 大黒山散策路
- 大谷川散策路
- 夜のクラシックホテル
- クラシックホテルパスポート:スタンプ1
日光金谷ホテルとは
1873年(明治6年)、東照宮の楽師をしていた金谷善一郎が、ヘボン式ローマ字綴りを考案したアメリカ人、
J.C.ヘップバーン(ヘボン)博士の知遇を得て、自宅の一部を外国人の方の宿泊施設とした
「金谷カッテージ・イン」を開業したと伝えられています。これが「金谷ホテル」の始まりです。
当時の日本には長期のバケーションといった慣習も、リゾートという概念も、
ましてや洋食(肉食)といったものすらない、そんな時代にホテルとして歩み始めました。(ホテル公式サイトより)
👇日光金谷ホテル公式サイト
日光金谷ホテルの動画をまとめてありますので、よろしかったらご覧ください。
動画を作り始めたばかりの頃なので、短いです。
👇雪豹の旅。動画:日光金谷ホテル
旅行ブログの詳細は、4Travelで書いています…。よろしければどうぞご覧ください。
👇雪豹の旅。旅ブログ:日光金谷ホテル宿泊を含む、一泊二日日光の旅ブログです
アクセス
日光東照宮なども徒歩圏。まずホテルに荷物を預けて、ちょっと一息ついてから、寺社巡りに行くのも良いと思います(私はそうしました)。
住所:栃木県日光市上鉢石町1300
電車:東武日光駅、JR日光駅。二つの駅の間に、ホテルのシャトルバスの発着場所があります。事前に予約が必要です。
👇バスについてはホテル公式サイトをご参照
シャトルバス送迎時間 | 交通案内 | 【公式】日光金谷ホテル(ベストレート保証)|世界遺産・日光東照宮へのご旅行に
バス:奥細尾・中禅寺温泉・湯元温泉行のバスで約5分、「神橋(しんきょう)」バス停で下車し、坂を上がるとホテルです
車:日光市街地に向かう日光インターでお降りる
ホテル棟
ホテルには、本館、新館、別館がありますが、公式サイトを見ても、どのお部屋が新館なのか別館なのか分からないです。ほかの旅行サイトでも同様です。
私は本館に宿泊したかったので、旅行代理店にその旨伝えて予約をお願いしたのですが、本館は満室だったため、別館になりました。でも、別館もとてもよかったので大満足です。
尚、部屋にバスタブがなく、シャワーのみのお部屋もあるようです。それが本館なのかもしれません。別館の宿泊した部屋は猫足ではないですが、可愛い形のバスタブがありました。
ちなみに、日光金谷ホテルには大浴場がありません。
富士屋ホテルにもなかった大浴場ですが、富士屋ホテルは2020年のリニューアルで大浴場ができましたし、金谷ホテルにも…いつかできるといいですね。
👇雪豹の旅。動画:別館のお部屋の紹介
レストラン
金谷ホテルには、レストランが二つあります。メインダイニングルームと、クラフトラウンジです。しかし、宿泊時はコロナの影響でクラフトラウンジは営業していませんでした。二日目のお昼は、クラフトラウンジでホテルカレーを食べる予定でしたが、メインダイニングルームで食べる事になりました。
メインダイニングルーム
到着日の夕食:クラシックディナー
こちらは、なんと、100年前のレシピを再現したというコース料理です。100年前です。戦前とはいえ、西洋の様な食材がほとんどない時代だったと思います。皆様も一度はご賞味あれと思います。
お料理、上の他に、コンソメスープと、コロッケがありました。品数が多く、ゆっくり長い時間をかけて食べるのがおすすめですが、私たちはこのあとバー・デイサイトに行きたかったので、無理にお願いして早く出していただきました。
👇雪豹の旅。動画:クラシックディナーの全貌がここに
youtu.be
翌日の朝食
朝食もメインダイニングでした。夜はテラス席の利用はできなかったようですが、朝食はテラス席も利用されていました。タイミングが良ければテラス席から中庭を眺めながら食事ができます。
私たちは残念ながら、手前の席でした。
朝食の様子の動画は作っていませんでした。
翌日の昼食:百年ライスカレー
チェックアウト後、荷物を預けて華厳の滝を見に行き、お昼に戻ってカレーをいただきました。今度はちょっと待って、テラス席で食べる事が出来ました。
カレーは三種類だった記憶でしたが、今は四種類あるようです。ビーフ、チキン、鴨、虹鱒のフライ。注文したのは鴨とビーフとカツサンドです。
👇雪豹の旅。動画:ホテルカレー
クラフトラウンジ
クラフトラウンジは2022年3月現在も休業中だそうです。
クラフトラウンジは、当面の間休業いたします。
バー・デイサイト
このバーはとても気に入りました。また、バーのために来たいといっても過言ではありません。
金谷ホテルオリジナルカクテルもあったのですが、気づかず、ソルティドックを頼んでしまいました。あまり飲まないので1杯だけ…。次回は「神橋」などのオリジナルを頼みたいです。紅葉の柄のお皿も年代物でした。
コロナの影響からなのか、もともと、ゆったりとした間隔のテーブルなのか分かりませんが、座席数少なめなので、オープン時間にあわせて早めの入店をお勧めします。
デイサイトとは、大谷石の事で、栃木県の特産でもあります。金谷ホテル本館1Fは、壁一面がデイサイトでデザインされています。
ちなみに、本館1Fは、もともとは地中でした(地階だったという訳ではありません)。現在2Fの部分がかつては1Fだったものを、地中をくり抜いて新たに1Fを作るという斬新な手法でできたのが、大谷石で屈強に作られた現在の1Fなのです。そのため、ちょっと天井は低めです。
何故大谷石なのか、というと、関東大震災でも被害の少なかった当時の帝国ホテルが大谷石で作られていたとか。それで、震災にも負けない強靭な大谷石を使う事になったそうです。
👇雪豹の旅。動画:バーデイサイトの紹介
ドラゴンパレス・プール・スケートリンク(春なので営業しておりませんでした)
プールは夏場のみですが、2021年は営業がなかったようです。スケートリンクも、近年は温暖化により、ほとんど設営できないようです。
旅行は春だったのでどちらもないのはわかっておりましたが、見に行ってみました!夏も営業されていなかったという事で、ちょっと荒れた感じでした。
このプールの奥(山側)は大黒山散策路につながっています。時間がなくて(もう、暗くなりつつあったので)、頂上までは行けませんでした。
ミュージアム:展示室「金谷の時間」
富士屋ホテルにもありました、ホテルミュージアムです。建物の外観やこういったミュージアムがある点も、富士屋ホテルと似ていますね。縁戚なので、コンセプトが似るのは当然なのかもしれません。富士屋ホテル三代目社長は、金谷ホテルからの婿養子さんです。
大黒山散策路
プールの裏山にある、大黒山散策路。暗くなってきて明かりもないので、ほんの少し進んで手前の神社を見ただけで引き返してしまいました。もっと上があったはずです。そして頂上には大黒様のお社があるそうです。ゆっくり歩くと40分くらいかかるというので、運動靴がよさそうです。滑りやすい山道なので。
大谷川散策路
こちらはホテルの中庭から大谷川に下りる散策路で、中庭から数分で川に辿り着けます。ただ、落ち葉で滑りやすいです。途中に杖が置いてあるので、持っていくと良いと思います。私は大丈夫だと思って、杖は使わずにおりましたが、河原の石で滑って転びました・・・。
日光東照宮にもある例のもの
見ざる言わざる聞かざる、眠り猫、想像の象。日光東照宮で見られる有名な動物たちが、日光金谷ホテルにもいます。
日光金谷ホテルには、ホテルツアーガイドさんがいらっしゃり、決まった時間にフロントに集合して館内案内ツアーが行われるのですが、滞在時はコロナでツアーは中止でした。フロントで「中止なんですか」と話していたところ、ツアーガイドの担当の方がたまたま通りがかり、ショートバージョンで案内してもらえることになりました。
お猿さんも、猫さんも、象さんも、本館のどこかにいます。
夜のクラシックホテル
クラシックホテルは夜の雰囲気も素敵です。人も寝静まっていて、シンとした夜の暗い雰囲気と、クラシックホテルの重厚な雰囲気で、昼間とはまた違っていて、とても好きなんです。
クラシックホテルパスポート:スタンプ1
クラシックホテルパスポートにスタンプを頂きました!記念すべき、一か所目です。最初のスタンプです。
👇日本クラシックホテルパスポートとは・・・を以前書いております。ご参考まで。
さて、クラシックホテル9箇所全制覇はなるでしょうか・・・つづく