SL大樹に乗車しました。鬼怒川温泉へは、東武の特急スペーシアで1本で行けるのですが、下今市駅から鬼怒川温泉駅までSLが走っています。
途中下車することになりますし、特急電車と比べるとスピードの遅いSLですが、ゆっくりと車窓を眺めながらSLの旅はいかがでしょうか。
詳細は以下の公式サイトをご覧ください。
👇雪豹の旅。動画:ショートの縦動画です
👇SL大樹公式サイトです
区間
下今市駅から鬼怒川温泉駅間、または東武日光駅間を走ります。
より長く乗車を楽しむなら、鬼怒川温泉駅ですね。
料金
下今市駅・鬼怒川温泉駅
大人:760円
子供:380円
下今市駅・東武日光駅
大人:760円
子供:380円
東武日光駅・下今市駅・鬼怒川温泉駅
日光から鬼怒川温泉までSLに乗るプランです!電車が大好きなお子様は大喜びですね。料金も片方乗るよりお得です。
大人:1,080円
子供: 540円
運転日の確認
運転日は月によって変わりますので、最新の情報を以下サイトで確認しましょう。
👇公式サイトの運転日・時刻表
運転日・時刻表 | ご乗車案内 | SL大樹公式サイト SL大樹 | 東武鉄道
チケットの購入
乗車日の1か月前から購入が可能です。乗車日が決まったらチケットを入手しておきましょう。
購入方法については以下の通り、窓口、電話、インターネット、旅行代理店など、複数の方法ががあります。
👇公式サイトの購入方法説明のページです
料金・購入方法 | ご乗車案内 | SL大樹公式サイト SL大樹 | 東武鉄道
駅の窓口での購入
チケットは、乗車日の一か月前から購入可能ですが、当日でも座席に空きがあれば駅の窓口で購入が可能です。券売機では販売されていないので、駅員さんのいる窓口での購入が必要です。
私自身も、鬼怒川温泉からの帰り、午後に出発予定だったものを、当日午前出発に変更したのですが、駅に到着してから窓口でSL大樹のチケットを購入できましたし、他にも窓口で購入しているかたも複数いらっしゃいました。
しかし、完売の事もあると思いますので、事前に購入しておいた方が安心できると思います。
電話での購入(予約)
乗車日の一か月前の9時から予約が可能です。
例えば、1月1日に乗車する場合は12月1日に予約ができます。しかし、12月31日に乗車する場合、11月31日は存在しませんので、その場合の予約開始日は12月1日になります。1:東武鉄道お客様センターに電話し、乗車予定日や時間を伝えます
03-5962-01022:予約番号を控えます
3:電話をした日から7日以内に東武線各駅にて予約番号を伝え、乗車券に引換えます。7日以内に引換がない場合はキャンセルになります。
結局、駅には行かなければならないので、直接駅で買うのとあまり変わらないような気もしますが、早く座席を抑えたい場合は、電話のほうが良いのかもしれません。
変更やキャンセルも電話で行います。
👇公式サイトの電話予約に関する説明(PDF)です。
https://www.tobu.co.jp/sl/_assets/file/pdf/tel-reservation.pdf
インターネット
会員登録なしで以下公式サイトから購入が可能です。クレジット決済で購入完了後、乗車は通常の乗車券で入場。SL乗車後にチケット提示を求められた場合は、完了通知メールを駅員さんに見せるだけで大丈夫です。
👇公式の購入ページ
SL大樹・DL大樹 インターネット購入・予約サービス
1:上記サイトを開いて「空席照会/購入・予約」をクリック
2:乗車日を入力
乗車日はカレンダーのアイコンをクリックすると選べます。
別の月を選びたい場合は、カレンダーの左右にある、三角のアイコンで移動できます。
3:出発駅、到着駅を選びます
駅名をクリックすると、色が濃い背景の文字になります。図では、出発駅は下今市、到着駅は鬼怒川温泉駅を選択しています。
4:人数を選びます
大人と子供の人数を入力します。
四角い枠の右の三角をクリックすると、人数を選べますが、最大で8名までです。8名以上を選ぶ場合は、2回予約することになります。席が離れてしまう可能性もありますので、その場合は、駅窓口で購入するのが良いかもしれません。
人数を選びましたら「空席照会」をクリックします。
5:「座席を指定して購入」をクリック
指定した日時以降の、SLの列車のリストが表示されます。
下の図ですと、4月日の9時33分と、13時01分のSLが表示されており、両方とも「空席あり」が表示されています。ここでは、9時33分のSLを選択して先に進めます。
尚、「座席を指定して購入」ではなく「予約」とした場合、座席の指定はここではできません。また、インターネットでの手続した日を含む7日以内に、東武各駅または、東武トップツアーズ支店での購入が必要です。駅やトップツアーズ窓口での購入時に、座席の指定はできると思います。
6:座席表から選択
座席を自分で選びたい場合はこちらをクリックします。この手順について引き続き記載いたします。
特に座席にこだわりはない場合は「指定しない」、窓側、通路側の指定だけすればよい場合は「窓側」「通路側」をクリックします。
7:車両と座席の選択
この画面で、車両と座席を選びます。
ここでは2号車を選択しています。1~3号車で違いがあるんです。
1号車と3号車は、ちょっと古い急行の座席という感じです。
2号車は、レトロな固定のボックス席の車両です。固定のボックス席なので座席は回転しません。座席の向きには注意が必要です。
座席の向き:進行方向前から4席がボックス席となるので、下の図ですと、1,3,5・・・と奇数の座席の向きは、進行方向と逆向きになります。
3~4人で座る場合:せっかくのボックス席ですから、みんなで同じボックスに座りたいですよね。
下の図の場合、2~3の席を予約してしまいますと、ボックスが分かれてしまいます。
2号車のボックス席はこちら。テーブルがちょっと高い位置にあります。
シートは昭和の時代が懐かしい感じの、ブルーのベッチン張り。
8:内容確認
内容に間違いがないか確認します。
問題がなければ「次へ」をクリック
9:カード情報等を入力し、同意にチェック
お手持ちのカードの情報、電話番号、メールアドレスを入力します。
電話番号、メールアドレスを入植します。
利用規約と個人情報保護ポリシーを読み、チェックを入れます。
「次へ」をクリックします
10:購入実行
カード番号、有効期限等に間違いがないか確認の上「購入実行」をクリックします。その後は、決済画面に従って処理を行ってください。
11:乗車
当日、乗車します。改札ではSL大樹のチケットは見せる必要はありません。
改札では通常の切符または、スイカやパスモなどのICカードで入場できます。
乗車後に提示が求められることがありますが、その場合は、購入完了通知のメールを見せるだけで大丈夫です。
旅行代理店で入手
SL大樹作責指定券は、旅行代理店でも扱いがあるところがあります。
今回の私の旅行では、日本旅行さんの電車(SL大樹含む)と鬼怒川温泉のホテルがセットになったツアーを利用しました。SL大樹の乗りたい車両のリクエストは付いておりませんでしたが、お願いしたところ、2号車をとっていただけました。
下今市駅
SLの発着駅です。
今回乗り換えであまり時間がないため、ゆっくり見ることができませんでしたが、SL展示室や、レトロな駅舎など、乗車せずに見るだけでも楽しめる施設です。
👇公式サイトのSL展示室等の紹介ページ
SL展示館・転車台広場|SL大樹をもっと知る SL大樹 | 東武鉄道
いざ乗車!(下今市駅)
特急リバティーけごんで下今市駅に到着。特急に乗ってきましたが、ここからはSLでのんびり旅が始まります。
SL大樹5号は4番線でした。
展望席
トロッコ列車のように、窓のない風を感じられる展望席が2号車についています。2号車に乗車していない方でも利用ができます。ここが混雑し、譲り合いをするので人が入れ代わり立ち代わり出入りするので、付近の通路は混雑していました。
車内販売
楽しい車内販売もあります。
下りはワゴンでの販売でしたが、上りはバッグにグッズを詰めたものを肩から下げて、販売されていました。混雑具合によって変えるのかもしれません。日曜日にのぼりのSLに乗りましたが、ほぼ満席でした(多分ワゴンは通れません)。
SLの黒をイメージしたのでしょうか。黒いアイスクリームです。でも、味は普通のバニラ味、ストロベリー味です。炭の風味も特に感じられませんでした。
車内記念撮影
そのほか、社内でのお子様向けのクイズ大会(当てても景品はないですが、盛り上がります)もあります。
写真撮影もあります(有料1200円)。写真は数分後にSLの二つ折りの台紙に入れられて届きます。
乗車証
SL大樹座席指定券を提示すると、乗車証がもらえます。
担当の方が順番に回ってきますので、座席に座っていればいただくことができます。
もしその時に座席にいなかったとしても、「もらってない方いませんか」と声をかけていただけますし、ご自身から声をかけて、渡していただくことも出来ると思います。
鬼怒川温泉駅到着
到着してしばらくしても、皆さんSLを見たいので混雑は続きます。
車両とSLの切り離しを見守る皆様に紛れて撮影。
鬼怒川温泉駅転車台
転車台で回るSLも大人気です。
2022年3月の入線時刻は以下の通りです。鬼怒川温泉駅ではあいにくの雨でしたが、転車台の周りには沢山の人がいました。
転車台をゆっくりまわります。
👇その日の転車台の入線時刻は変わる可能性がありますので、公式サイトでご確認ください
運転日・時刻表 | ご乗車案内 | SL大樹公式サイト SL大樹 | 東武鉄道
鬼怒川温泉駅周り
鬼怒太の像
鬼怒太の像はあちこちにあります。また、像をめぐるスタンプラリーもありますが、達成後にもらえる金のワラジ??はすでに無い様子です。それでも、像をめぐってみたいという方は、駅前の観光案内センターに台紙がありますので覗いてみてください。
駅前の鬼怒太のスタンプは、台紙に最初から押印してありますが、他は、像の近くに下の様なスタンプ台がありますので、そこで該当する箇所にスタンプを押印できます。
マップがとても分かりやすいので、像巡りだけでなく、橋巡りも一緒に楽しめます。たいていの像は、橋の近くにありますので。
鬼怒太の湯
駅前に足湯もあります。訪れた日は雨で寒い日でしたので、沢山の利用者がほっこりしていました。
SL大樹のモニュメント
足湯の隣には、大きなSL大樹のモニュメントがありますよ。
タクシー乗り場
雪の降る場所だけあって、タクシー乗り場やバス乗り場に続く歩道には屋根がついています。この日は雨だったのでとても助かりました。タクシー乗り場には随時1,2台停車していました。
弁当カフェコダマ
駅に併設されているお弁当屋さんです。中で食べることも出来ますし、そこから転車台を見ることもできます。お弁当はSL大樹を模したものが多いですが、この日は到着が13時過ぎという事と、転車台を見た後に立ち寄った所、大樹のお弁当はほとんど売り切れていました。
黒いソフトクリームもあります。チョコレート味でした。
鬼怒川川治温泉観光情報センター
駅前にあります。各種パンフレットが置いてありますし、職員さんも2名ほどいて、お話を聞いたりできますよ。また、企画展示コーナーもあります。
訪問時は「きぬ姫まつり」の展示がありました。つるし雛の一種でしょうか。情報足りなくてすみません。この時は荷物を置いてパンフレットのみもらおうかなと思って訪れたのですが、こんなきれいな展示があるなら、動画を撮りたかったです。
実際に訪れてみると、つるし雛がもっと豪華に、鮮やかに見えますよ!写真が下手ですみません。